憂える母達

犬の散歩ではいろんな人と話す。きっかけは犬からなのだけど、一人暮らしの方と話すとちょっとした身の上話に発展することがある。
最近続いて二つ。

一つ目、同じ年配の女性。うちのFⅢをなでて下さりながら、突然涙。
嫁いだ娘さんに子どもが生まれないまま、40歳になってしまった。一人娘だから、我が家の血は途絶えてしまう。
寂しいと泣かれる。
うちの娘にも子どもはいないけど、夫婦仲良く、いつまでも友達のようで楽しそうですよと、慰めるが、なんとも出来ない。
ないものを求めるより、あるものを大切にとよく言われるではないかと、思いつつも口には出せない。

二つ目、家の前でFⅢと遊んでいると、通りかかったかなり年配の女性がメモを渡しながら、息子は45歳で独身なのだ。
お願いですから相手を探して下さいとのこと。
初めて会った方の息子さん、知らない人に紹介出来ないからとお断りしたが、無理やりメモを置いていった。
メモには息子さんの姓名、生年月日、住所、電話番号、メールアドレス、職業、会社名など個人情報満載。いいのだろうか?
こんなことを初めて会った人に教えて。息子は母親がしていることを知っているのか?

ご近所付き合いが密だった頃は、井戸端会議と称していろんな悩みを語り合ったものなのだろうが、近所付き合いが表面的なものになり、悩みの吐け口がなくなったんだろうか?

手渡されたメモの処理に困っている。

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Commented by 砂漠人 at 2018-04-19 00:49 x
Tamihimeさん、頼りにしてしまいそうな、信頼できる人に見えるんですね。分かります。
しかしいい大人が、困ったもんですね。年配の女性方が、「家」を大事にしているのが分かって興味深いですが。わたしの親くらいの年代でも、価値観がひと昔前のような人もいるんですね。知らない人にそんなことを話してしまうご本人もお気の毒ですが、息子や娘も大変だ(笑)!
Commented by Ta-mi-hi-me at 2018-04-19 21:06
> 砂漠人さん
「家」の観念は私たち年代を境に「個人」へと変わってはいるのですが、私が住んでいるのは首都圏と言っても地方都市ですから、在の方も多く、財産としての土地、家と墓を守って、代々暮らしています。跡取りがいないのは大きな問題なのだと思います。
でも、初対面の人に個人情報を渡すのは問題ですよね。知らない人に知り合いの方を紹介できませんし、本人の申し出ではないのですから。
Commented by boudham at 2018-04-26 06:34
えーーっ そんなことがあったんですか。でも、昔の日本のままで、土地と家と墓を守って代々暮らしている人たちは、私の知っている人たちの中にもいます。それにしても、メモを通りすがりの人に渡すってのはーーー 行き過ぎだと思いますが、よほど説破づまっているのでしょうねーー
Commented by Ta-mi-hi-me at 2018-04-26 07:29
> boudhamさん
10cm四方の小さな紙に個人情報満載です。当のご本人の息子さんは知らないんでしょうね。きっと私以外の人にも渡していると思うんですよ。
祖先の家を守ってきたおウチの方たちには、自分や子の代で絶えるということが脅威なのでしょうね。
実家のお墓の周りもお墓参りする人の絶えてしまったお墓が増えました。
by Ta-mi-hi-me | 2018-04-16 20:44 | 日々の記録 | Comments(4)

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